« 関東ふれあいの道 埼玉⑥花の美の山公園を訪ねるみち | トップページ | mont・bell ストームクルーザー  »

2014/05/30

関東ふれあいの道 埼玉⑬高原牧場を通るみち

Dsc_2442

秩父高原牧場 天空を彩るポピーまつり

6番に続き…というより、本日13番コース内の高原牧場でちょうどポピーが見頃とのことで急遽このコースをピックアップ、このコースにアクセスするなら6番が短くてちょうど良いかということで、2コース繋げた次第なのであります。

スタート時は晴れていたのですがポピー畑にたどり着いた12時には大分雲が出てきてしまい青空バックのポピー畑にはなりませんでしたが、それでも赤系ポピーが新緑の草原を埋め尽くしている光景はバテつつも来て良かった、と思わせる程なかなかのものでした。

まだ来週6月上旬あたりまで見ることが出来そうなので、興味のある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか (*^-^)

Dsc_2371

13番のスタートは、6番ゴールの高原牧場入口バス停から。

暑さバテでぶっちゃけ言ってしまうとここで終わりにしたかったのですが(汗)バス時刻表を見ると…平日なので夕方にならないと来ないという素晴らしすぎる本数の少なさに観念 (@Д@; 覚悟を決めて13番をスタートせざるを得ません。。。

Dsc_2374

先程出てきた道に指導標識が設置されており、車道を渡りそのまままっすぐ進みます。

Dsc_2375

まずは粥仁田峠を目指すのですが、道なりに進んでいくと途中、巡礼古道で向かう道もあるようですが、ここは無視してひたすら道なりに進みます。

Dsc_2376

Dsc_2378

車道とハイカー用(ふれあいロード)に分岐されている箇所。6番に続き、ここも手書きのフォローがされているようですね。

Dsc_2379

大分雲が出てきたな…本日暑さと天候との戦いとなりそうなのでまめに空もチェック。

Dsc_2382

Dsc_2386

再び分岐ですが、ここにも指導標識があるので迷いませんが、横の「発砲注意」の方がよっぽど気になります…

Dsc_2388

Dsc_2387

Dsc_2390

ひたすら道なりに進んでいくと、徐々に山中の林道っぽい道になってきて沢沿いに進むようになります。

Dsc_2395

Dsc_2392

景観は何気に素晴らしいのですが…とにかく暑い、蒸れる、これからの時期はあまりお勧めしかねるかと。。

Dsc_2399

Dsc_2397

Dsc_2400

そして山道になり一応しっかり踏み跡はあるのですが、所々この時期特有の薮こぎ系の箇所も出てきたりするので孤独な一人旅状態には少々精神的パンチあり。標識やピンクリボン、踏み跡をじっくり確認しながら進む羽目になります。

Dsc_2402

ここで少しコースアウトしてしまったのが、上にある道を塞ぐように置いてある木の枝。

通常こういうの状態を見たら先へは行くなの意味なので、踏み跡薄めな方角に向かったらどうも違う…と引き返し、改めてじっくり木の枝の先に続くかなりしっかりした踏み跡状態を確認後、思い切って突っ切ってみたところ

Dsc_2405

大霧山コースの標識が現れました。

どうやら大霧山へ向かう方が誤って来てしまうのを防ぐ木の枝目印みたいですが、高原牧場へ向かうふれあいロード的にはこういう目印はかえって間違えるのでやめて頂きたいかなと。

人気の大霧山と孤独な一人旅状態のふれあいロードでは重要度違うのも分かりますが(爆)この周辺はいくつも踏み跡が炸裂していたのでもうちょっと明確な手書き指示などあると、13番としては歩きやすいでしょうか。

Dsc_2414

Dsc_2413

粥仁田峠。

なかなか立派な峠でしたが、このエリアでは有名処の大霧山、そして外秩父七峰縦走の一部ともなり色々案内板が設置されてました。

13番コースとしてはここからほぼ釜伏峠まで外秩父七峰縦走のコースと被るので、まっとうなふれあいの道を歩きたければ殊更標識等の注意はしていく必要が出てきます。

Dsc_2415

間違えそうな指導標識箇所。

粥仁田峠からほどなく分岐と指導標識が出てきますが、ここの指導標識にはふれあいコースにはない「橋場バス停」と記載されているのみ。外秩父用の標識とふれあい牧場の大きな甲板の示す左道が正解です。

Dsc_2416

大丈夫かな…と進んでみると車道に出るところにふれあい指導標識を発見。間違いないというところで

Dsc_2418

この道から意図的にコースアウト、寄り道することにします。

Dsc_2420

下っていくと…お、やってる、やってる。

Dsc_2433

高原牧場のポピー畑です。この時期にポピー祭を催していますが、午前中蓑山で見た赤い箇所がここのポピー畑。

Dscn1775

Dscn1774

Dscn1777

Dsc_2423

赤、オレンジ、ピンク、白のポピーが見事に咲き誇っており、実際目の当たりにすると、これがなかなか素敵。自分的にはブルー系が好きなのでネモフィラ程テンション上がってませんが(爆)これはこれで見に来れてよかったですね。

Dsc_2431

蓑山バックにポピー畑

午前中、目の前の蓑山からここを確認済みですが…よくぞあのお山から歩いてこれたよ、、違う意味で自分で自分を褒めてみました (;;;´Д`)

Dsc_2443

ポピー畑を満喫後、再び戻ります。先程の車道に戻るとここで13番の案内板を確認出来、指導標識に従って歩いて行くと

Dsc_2450

高原牧場の販売所にたどり着くので

Dscn1778

文句なく速攻、濃厚ソフトクリームで暑さバテを解消、ようやく生き返りました。暑い時期はこれに限りますね。

その他、お茶とポカリも補給し、先を急ぎます。

Dsc_2448

ちなみにここの標識は「牛の横断あり」。充分あり得ます(笑)

Dsc_2451

販売所先には彩の国ふれあい牧場にモーモーハウス?!

Dsc_2452

Dsc_2456_2

Dsc_2455_2

平日なので数は少ないようですが、広い草原に放たれたヤギとふれあってました。

また敷地内にモーモーハウスがあり、酪農関係の展示物やアイスクリームやバター、チーズなどの手作り体験も出来るようです。

Dsc_2457

たくさんのウサギがフリーズ(!)してましたが、それはちょうどワンコを連れたお客がウサギを見ていたため。…それは確かにウサギでなくても固まりますね(汗)

Dsc_2458

チャッチャと牧場を後にし、しばらく車道林道を進んで行きますが

Dsc_2459

Dsc_2464

Dsc_2466

林道から羊や、放牧された牛さんたちを見ることが出来、飽きる林道歩きがなかなか面白かった区間。

Dsc_2469

そして二本木峠に。

ここから道は山中に入ったり林道を突っ切ったりと少々忙しない道となり、再び注意しながら進むことになります。

Dsc_2472

二本木峠の車道から入っていくと

Dsc_2474

右手に巻き道がありますが、左の登る道をチョイス。

Dsc_2475

階段を上り

Dsc_2476

天体観測所のような建物脇を進むと

Dsc_2478

何もない愛宕山へ。

Dsc_2480

愛宕山を過ぎて降りてくるとここに休憩舎。

Dsc_2482

舗装林道を突っ切り、再び山中の道に入り

Dsc_2484

道なりに進んでいくと

Dsc_2485

またしても分岐。

外秩父コースは左の巻き道のようですが、指導標識がなくてもふれあいロード的にはたぶん右の登りだろうな…ということで階段道を登りますが

Dsc_2486

Dsc_2487

登った先は名もなきピーク。ただ景色は結構良かったかも。

Dsc_2488

そして再び見たくもない階段を登ると

Dsc_2490

皇鈴山(679m)にたどり着きます。

Dsc_2494

ここでも蓑山の雄姿がおがめられますが、天候は大分怪しくなってきました。

少し休憩を入れていたらようやくここで本日の第一ハイカーのおっちゃんに遭遇、入れ違いで先に進みますが…この天候状態でおっちゃん大丈夫?

Dsc_2498

プチ祠を横目に少しターボかけて進むと

Dsc_2499

「路肩弱し危険」の注意看板がありますが、

Dsc_2501

ご覧の通りしっかりした木の柵が施してあるので足下だけ注意しながら下っていけば大丈夫。

Dsc_2503

ここでお次の登谷山の姿をロックオン。

Dsc_2504

寄居、小川方面の展望が見られますが…どうやらこちらの方角の天候が非常に怪しい。本日の夕立は利根川系のようであります。

Dsc_2506

更なるターボをかまし3分岐地点に到着。ハイキングコースとしては指導標識のある真ん中の道を進みます。

Dsc_2508

黙々と先を急ぎますが

Dsc_2510

ここで見つけた里標識は…ようやく半分を過ぎたところ?!おいおいって…_| ̄|○

Dsc_2511

標識他がなかったのですが、こんなに怪しい雲行きにも関わらず女性ハイカーグループが暢気におしゃべりしていたこちらが、どうやら登谷山(679m)のようです。

Dsc_2513

一応展望チェック。晴れていればもっと綺麗に見えるかと思いますが、低山の割にここもなかなか良かったです。

Dsc_2515

Dsc_2517

Dsc_2519

登谷山から先は舗装された道になり車道林道を進んで行きますが、このあたりから再びふれあい指導標識が盛り返してくるので悩むことなく歩け

Dsc_2521

Dsc_2525

釜伏峠に到着。

ここで小休憩していたら、やはりポピー畑を見に来た車で来ているご夫婦に小川町への道を聞かれましたが(汗)、このエリアの土地勘はないということをお伝えした上で、長瀞に降りる気はなかったようなのでポピー畑方面へ戻って販売所あたりで改めて確認してもらうのが良いかということで納得してもらいポピー畑へ向かわれました。

ハイキングや登山では低山と言えども生死に関わることなので土地勘なければ、余計なことは言わないようにしていますが、車で来ている上、カーナビ見てても分からない…というのは根本的に対処しようがありません。ただ、自分の歩くコースだけでなく緊急時に使うエスケープコースがあるか否か、もう少し広い範囲での位置確認も念頭に置くことを改め気づかせてもらった事象です。

まぁ…ハイキングや登山でなくても、山にくるならなめずに地図は必須ということですね(爆)

Dsc_2527

釜伏峠から指導標識は狛犬(狛狼?)方向を指しているので、ズンズン進んでいくと

Dsc_2530

Dsc_2532

釜山神社にたどり着きます。なかなか風情のある神社ですが天候が気になるので

Dsc_2537

チャッチャカ神社脇にある階段道を進んでいきます。

Dsc_2538

13番コースで一番悩んだ分岐地点。

Y字路になっているのですが、更に何気に薄めな踏み跡地もあり標識方角が微妙にズレていて、んーと悩んだ末

Dsc_2540

マップでは風布方面へ下るので、風布方面に向かうこの道に進んだところ

Dsc_2542

ビンゴ!舗装林道に出るところでふれあい指導標識発見です。

Dsc_2543

Dsc_2545

Dsc_2548

Dsc_2549

何度目かの舗装林道歩きとなりますが、道途中にはなにやら怪しげなものがあったり、展望休憩舎ありと、意外と飽きさせず塞神峠に到着。長かった林道縦走路はここで終わり、下山します。

Dsc_2551

Dsc_2553

そしてまた山道で下っていきますが、ここはかなり広く道も穏やか。

しかし。塞神峠から下山中にとうとう雷鳴がなり始めてしまい夕立が近づいているのを確認、走りながら降りて行きました。このパターンは仏果山の時と同じかな…

Dsc_2554

一旦舗装林道まで降りてくると

Dsc_2555

うっわ…凄い雲。 きてる、きてる。

後は長瀞駅を目指すのみですが駅まで後約5㎞、1時間近くかかることを考えると途中で降られるのは目に見えてますが、雨宿り出来そうな箇所を探しつつ進むことにしよーと思っていたら、歩き始めて程なく結構な雨と5mm程度の雹が降り出してきたので、電子機器はザックにしまい、雨具装備したので荒川近辺まで画像はありません。

雹まで降ってきたので驚きましたが、途中から車道に平行した林道内で里まで歩く道となったため、実際それ程ひどい状態の中を歩くこともなかったです。良かった。

Dscn1781

里の住宅街エリアは的確に指導標識が設置されており、指示通り荒川へ。

ここまで来てようやく降りが一段落したので、コンデジを取り出してパチリ。歩道専用の橋ですが

Dscn1784

Dscn1785

なかなか良い岩畳の荒川風景に

Dscn1783

振り返って歩いてきた外秩父縦走エリア。降り始める前に下山出来て良かった。

Dscn1786

橋を渡ると長瀞の裏道路に出るので左折して長瀞駅へ向かいます。

Dscn1787

この道は通常時静かなのですが桜並木が素晴らしく、桜の季節にうっかり車で来てしまうと国道に出るに出られなくなる位の渋滞に巻き込まれるのでご注意を。

Dscn1789

Dscn1790

しばし距離を歩いて、ようやく長瀞駅にたどり着きました。夕立も収まり無事13番クリアです。

本日のメインは寄り道したポピー畑ですが(爆)、このコースは外秩父縦走ハイキングコースの一区間ほぼ被るためか、山道は明確な踏み跡ありで歩きやすいものの、舗装(車道)林道と何度も交差すること、エスケープルートや巻き道も多々あり、距離も長めであるので、何気にイヤらしいハイキングコースかな…と思ってしまいました。

高原牧場入口バス停~粥仁田峠までの道および粥仁田峠近辺の箇所が踏み跡多々で分かりづらいこと、里エリアは指導標識があるのに縦走路には外秩父コースの標識が目立ち、巻き道も多々ありどっちを歩けばいいのか若干不明なので、ある程度歩き慣れた人でないと単独では迷いやすいかもしれません。

ただ3番の伊豆ヶ岳縦走同様、外秩父コースも人気の縦走路であるので人出の多い日で歩き、間違えた?と感じたらすぐ引き返すことが出来れば大丈夫かな?

それから。これからの季節、夕立発生率が高くなってきますが、埼玉県北部は利根川と荒川に挟まれたエリアなので日に2回(利根川系と荒川系)夕立がくることも過去良くありました。ハイキングだからと安易になめずに天気が良くても雨具だけはしっかりザックに入れ、予定より早めの下山スケジュールで楽しく歩いてください。ずぶ濡れになると非常に残念になりますから…と経験者として一言言わせてください(爆)

« 関東ふれあいの道 埼玉⑥花の美の山公園を訪ねるみち | トップページ | mont・bell ストームクルーザー  »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 関東ふれあいの道 埼玉⑬高原牧場を通るみち:

« 関東ふれあいの道 埼玉⑥花の美の山公園を訪ねるみち | トップページ | mont・bell ストームクルーザー  »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ